 |
日常と非日常の境界線上で繰り広げられる、
誰も見たことのない青春映画！
就職活動中の大学生・五代祐一は、ある日面接へ向かう途中に立ち寄った公衆トイレにて紙が無いという事態に遭遇する。五代の危機を救ったのは、そこに居合わせた奇妙な男・木場亮治だった。三週間後、ようやく内定を得た五代は、就職という当面の目標を失い無為な日々を過ごしていた。そんな夏の終わりのある日、かつて五代が教育実習で訪れた中学校の生徒・春木東子が東京にやって来る。困惑する五代の前に、時を同じくして木場が再び姿を現す。この突然の再会により、退屈だった五代の日常は少しずつ変化していく…。
その出会いは偶然なのか、必然なのか。
その言葉は真実なのか、虚構なのか？
退屈な日々の中に誰もが求める僅かな刺激。その行き着く先は、果たして――。 |
▽キャスト
■加藤友保／加藤潤／MOE／田中隼人
▽スタッフ
■監督・脚本・撮影・編集：山中雄作
■音楽：岡田隆英
■撮影協力：鈴木淳一／田中隼人／南鐘貴／葉栗翠／須田知尋／臼井裕紀／加藤 潤／加藤友保／亀井隆広／平岡直子／鈴木里奈／島本沙織
■車輌協力：臼井裕紀／南鐘貴／大屋尚子
■ロケ協力：大橋鉄工所／亀井隆広／山中愛作／山中さおり
■協力：山中恵子／鰐淵幸恵／吉澤葉子／小口詩子／港区教育委員会 ／ 武蔵野美術大学
■制作協力：モノクロ造形企画／カウベルファンク
■制作：プロジェクト・ガジェ |
|
 ■山中雄作（やまなか・ゆうさく）
□1984年生まれ、岐阜県出身 |
情報が氾濫し本当に確かなものが曖昧な今の時代においてこそ、想像力を駆使し空想することで、退屈な日常は幾らでも刺激に満ちた非日常へと変貌するのではないだろうか。何が本当で何が嘘か――そんなことは些細なことで、大切なのは自分が何を信じるかということではないだろうか。
私はこのようなテーマを語るために、フレームの外に広がる世界を観客に想像させる映像というメディアを用いて、現代の寓話とも言うべきこの小さな物語を企画しました。どうぞお楽しみください。 |
|
