吉田 健一/よしだ・けんいち

1979年12月16日 北海道登別市に生まれる
1985年(5歳) 安藤孝華先生に民謡三味線を習いはじめる
1990年(10歳) 津軽三味線奏者・佐々木孝氏に師事する
1995年(15歳) 津軽三味線全国大会A級個人戦特別賞受賞
        兄・良一郎と「吉田兄弟」として演奏活動を始める
1997年(17歳) NHK紅白歌合戦出場
1998年(18歳) 全日本津軽三味線東京大会総合優勝
1999年(19歳) 初のオリジナルCD「飛翔」レコーディング
2000年(20歳) 「VERSUS」のサウンド・トラックに参加

2001年 サミット2001にて単独ライブ挑戦。
GORIのパワフルなダンス・パフォーマンスとのコラボレーション、見逃せないぞ!


未来の映画監督たちへ。   From 吉田健一

昨年、『第1回インディーズムービー・フェスティバル』グランプリの北村龍平監督から直接お話をいただき、『VERSUS』のサウンドトラック制作に参加させていただきました。映画で実際に流れている音は、場面ごとに監督からイメージを伝えてもらい、その場で作ったいわば即興音楽。それまでそうした音楽作りはしたことがなかったので、とても刺激的で、しかも勉強になりました。自分もみなさんと同じように、全編を通して観させていただいたのはサミット2000の時が初めてでしたので、スクリーンに映し出された瞬間には体中が震え上がるような感激でした。
今までは「インディーズ」というと、どうしても限界があると勝手に決め込んでいましたが、北村監督の作品を観てそんな考えが打ち破られました。「インディーズ」には、無限の可能性があるのだと。「映画」と「津軽三味線」、ジャンルこそ違いますが、同じ「モノを作る人間」として、勇気が沸いてきました。北村監督や『第2回インディーズムービー・フェスティバル』でグランプリを獲得された山口洋輝監督、そしてこれから羽ばたこうとしている多くの才能ある未来の監督、自分たちの力を信じてこれからもがんばってください。自分もこの熱いインディーズ魂を忘れず、既成概念にとらわれずアーティストとしてがんばっていきます。
また、サミット2001ではさらに新たな試みとして、HIP HOPとのコラボレーションに挑戦します。すでに数回のセッションを終え、今からワクワクしています。かなり面白いものになりそうですので、ぜひ足を運んでみてください!

最後に一言、みなさんに言葉を贈ります。「インディーズ、それはアマチュアということではなく、熱い志である」