震電
監督名 中村 達也
エントリーNo. 57
上映時間 32分


ストーリー 解説 スタッフ
現代、夏。晩年の茂夫には一人の孫がいた。茂夫と同じく飛行機に憧れる、幼少の孫和也であるが、ガンに冒され、その小さな命は終止符を打たれる。第二次世界大戦末期、新型戦闘機“震電”の開発に力をそそぐ若かりし茂夫。その震電はあっけなく終戦を迎え、大空を飛ぶ事はなかった。そんな過去を持つ老人と病院のベッドで飛行機乗りに憧れる、孫の二人のおりなすヒューマンドラマ。 大阪芸術大学卒業制作16ミリ映画“震電”。1/1スケールの飛行機を作成し、鳥取砂丘や伊丹空港でロケが行われた自主映画。出演には、水戸黄門に出演している(故)日高久。監督は、この映画制作後、相米慎二監督“夏の庭”に参加し、アニメ演出家etcの経歴を持つ中村達也。若いスタッフ達が制作日数約2年を費やして造ったハートフルインディーズムービーである。 ■監督/中村達也 ■制作/毛利健治、竹腰浩樹 ■脚本/中野裕章 ■撮影/副島新五 ■録音/芝信太郎、羽賀英生、芝英理子 ■音楽/深山岳人 ■アレンジ/鈴木啓三、おややさとる ■スタジオ/D.C Pro  ■震電設計/畑山敦紀 ■撮影助手/佐藤和隆、時任憲三 ■記録/高島みどり ■美術/萩田達也 ■クレヨン画/小嶋則子 ■協力/大阪芸大映像学科研究室 ■出演/日高久、古根拓也、大木明人

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