キャスト《出演者》 (安田淳一 監督 『拳銃と目玉焼』)
キャスト一覧
キャスト・ブログ
お問い合せフォーム
新聞配達員 志朗 
小野孝弘(大分県出身)
テレビ、CMなどで幅広く活躍。独特の存在感をまとった演技派。本作の撮影で京都伏見ラーメン屋・萬福の「豚キムチ」にハマる。以来ロケで京都に来る度に監督に連れて行くようねだる。九州生まれで寒さに弱い。真冬のロケ現場で弱音を吐きまくる一方、連日の徹夜撮影ではグチひとつこぼさず最後までやり抜くプロ根性を見せてくれた。監督とは『RUNNINGMAN』(2009)など数本でコンビを組む。もともとこの役は25歳位の設定だったが、大阪の京橋で監督と食事をした折「是非やってみたい」と手を上げた。監督は熟考の末「むしろ中年の設定のほうが面白い」との結論に至り抜擢。クランクイン翌日に風邪を引き監督の家で二日間寝込む。プログではやたら男前だが、実際はビール好きの人懐っこいオッサンである。趣味野球。フリーランス。
ブログ
『RUNNINGMAN』予告編
ユキ 
佐伯夕乃(京都府出身)
幼な顔に愛らしい笑顔。やや古風な佇まいは本作の昭和テイストによく似合う。監督とはバレエを題材にした『SECRET PLAN』(2007)でコンビを組む。本作ではかなり激しい「汚れ」のシーンや、大人の色気を見せる芝居にも体当たりで挑戦。周囲の心配をよそにケロリと演じきる。可憐なビジュアルに似合わず、相当な根性の持ち主。撮影が終わるまで自分が主役だと勘違いしていたほどの天然キャラ。だがカメラが回ると一転、眼に知性の光が宿る天性の女優。自宅から集合場所まで二時間、早朝から徹夜も当たり前の過酷な撮影に、間違いなく最も頑張った一人。監督からの厳しいダメ出しにも、最後まで心は折れなかった。愛犬の名は琥珀。スノーラビッツ所属。
公式サイト
「SECRET PLAN」予告編
テツヤ 
矢口恭平(神奈川県出身)
NHK「歌うコンシュルジュ」、ABC「おはよう朝日〜土曜日です」などレギュラー出演多数。東京と大阪を行き来しつつ精力的に活動。テツヤ役は撮影2日前にオファーされた。都内の仕事から夜帰阪し、すぐ現場入り。物語の全体像を把握しないまま、いきなりクライマックスシーンを徹夜で演じさせられる。どんな過酷な撮影にも「作品が良くなるのならやります」と泣かせることを言ってくれる。繰り返し行われる追撮に「今日がクランクアップ」と言う言葉を信じてくれなくなった。イケメンなのにスレてなく、情熱的かつ純朴な好青年。感動屋。声も良くナレーションの仕事もこなす。趣味バスケ。父親兄貴と仲が良い。MC企画所属。
ブログ
町工場社長 坂本 
田中弘史(大阪府出身)
芸能生活55年!テレビ・映画・舞台に出演作の枚挙にいとまなし。関西俳優協会会長。関西俳優界のドン?!子供の頃からテレビの時代劇で拝見しておりまし た。「お主もワルよのう」の越前屋さんです。本作ではバルブ工場の社長坂本を軽妙に演じ、幾度もの徹夜を乗り切るパワーに圧倒されました。その源は毎度現場に残された数本の缶ビールの空き缶が物語っていました。監督とは『新世界歌謡道』(2006)以来、二度目となる共同作業。現場に姿を見せるとは監督の緊張の糸がピーン!若輩者の指示に素直に従って頂き、ありがとうございました!今後ともよろしくお願いします!何だろうやたらと「!」マーク が多いなぁ。お酒はほどほどに♪お身体ご自愛ください!MC企画所属。
「新世界歌謡道」予告編
喫茶ノエルのママ 
紅 萬子(大阪府出身)
関西を代表する女優のひとり。テレビ・映画多数出演。絶妙の間、リズミカルなセリフまわし、意表をつくアドリブ。関西のおばはんを演じさせれば圧巻のリアリティ。人情家姉御肌。撮影中も積極的にアイデアをご提案いただきました。やると決めたら損得抜きで作品にのめり込む芝居中毒者。お話させて頂くと話題の振り方、膨らましよう、そしてオチの付け方において相手を楽しませる会話の達人。大ファンです。座長として浪花人情紙風船団を率い精力的に活動。監督は劇団専属(?)の 舞台収録カメラマン。ロケ中に食事のリクエストを聞くといつも「びっくりドンキー」。ハンバーグを前に子供のようにはしゃぐ可愛らしい人。MC企画所属。
人情紙風船団サイト
タクシー乗務員 サブ 
戸田都康(大阪府出身)
テレビ・Vシネマ・舞台、活躍の場を選ばない芸達者。めまぐるしく動く表情筋、あえて間をずらす卓越した芝居勘。キレのある所作も確かな演技力に支えられ小気味よい効果を見せる。まさにプロの役者。紅さんとは師匠弟子を越えた実の親子のよう。ちょっと嫉妬。子役時代に出演した映画『瀬戸内少年野球団』では彼の銅像が ロケ地淡路島に建つ。当地出身の美しい奥様をめとる際、かの銅像のおかげで親御さんから一発OKをもらう。出演した舞台で、その芸達者ぶりがカメラマンとして撮影していた監督の眼にとまる。「サブ役は戸田さんで」かなり早い段階でキャスティングを決めたひとり。その選択が正しかったことを作品の中で証明してみせた。浪花人情紙風船団メンバー。ビックワンウエスト所属。
闇金屋 山盛 
ゆうき哲也(大阪府出身)
チャンバラトリオで一世を風靡。大ヒット作となったVシネマ『難波金融伝・ミナミの帝王』の沢木の親分として知られる。(シリーズではプロデューサーも務めた。)知人の紹介で出演をオファーさせて頂き、面談が叶う。「怖い人だったらどうしよう・・・」意外と小心者の一面を見せる監督に「あんたらみたいな人応援したいねん」と友情出演を快諾。芝居の流れ、ロケ場所、キャスティングとこちら恐縮するほどの親身になったアイデアやご提案をいただく。ものすごく映画が好きなんだと言う気持ちが伝わってきました。親分肌でとても優しい御仁。感謝。
『難波金融伝ミナミの帝王』サイト
新聞販売店 店主 
多賀勝一(京都府出身)
テレビ・映画・舞台でいぶし銀の芝居を見せる名脇役。以前から多賀さんのファンだった監督が、意外にも一番こだわったキャスティング。芸暦は45年に及ぶ。 映画デビュー作は勝新太郎と共演した68年の『とむらい師たち』(役名:ラッキョウ)。味のあるセリフまわし、飄々とした演技は見る者を多賀ワールドへといざなう。小柄で可愛らしいおじさん。撮影後の食事では体格、年齢からは想像できない食欲を示す。NHKの朝ドラ時代から俳優・堺雅人さんとは今も仲良し。京都在住。愛車はカブ。
『とむらい師たち』紹介サイト
降り込め詐欺師 黒田 
吹上タツヒロ(栃木県出身)
『聯合艦隊司令長官 山本五十六』(監督:成島出)、『恋の罪』(監督:園子温)、『月光ノ仮面』(監督:板尾創)など、立て続けに話題作に出演。今後の活躍が期待される実力派俳優。監督の過去作『RUNNINGMAN』(2010)への出演で知り合う。鋭い眼光、迫力のあるセリフ回し、静と動のコントラストが明快な所作。全てにおいて期待以上の結果を見せてくれた。劇団出身でもあり、撮影後の撤収など進んで手伝ってくれる好漢。趣味はバーめぐり。醸し出すダンディズム、そして存在感は流石。la.sette所属。
ブログ
喫茶ノエルのアルバイト 
宮川ひろみ(東京都出身)
知る人ぞ知るインディーズシネマの女王。演出の意図を読み取る確かな演技力。美しいビジュアルに似合わず、過去の出演作『ダンプねえちゃんとホルモン大王』などの怪演も印象的。監督のたっての希望により出演が決定。短いながらも存在感を見せてくれた。プロジェクトコア所属。
プログ