インディーズムービー・フェスティバルとは?

まずはじめに、この映画祭の審査員は他の映画祭のように特別な著名、有名人などが決するのではなく100%一般の観客が観賞し投票して全てを決しています。

全国から自主制作映画・映像作品を一般公募して、毎回、約500作品(一回の平均応募数)の中から審査厳選した約40作品を本選出場作品として8カ月間の本選公開期間において、ビデオ化(第6回よりDVD化)および衛星放送(スカイパーフェクTV)、北海道から屋久島、沖縄までケーブルテレビ328局(共に衛星劇場チャンネル)にての連日放送、全国各地域での上映投票会、インターネット放送(ブロードバンド第6回より予定)によって、観賞された一般の観客が審査員となり、ビデオレンタル回数やハガキ投票、インターネット投票等による一般選考(投票)を総合的にポイント集計し、グランプリおよびランキングを発表し、グランプリ監督や入賞監督には実行委員会より次回作の制作援助が受けられるシステムです。なお、援助資金は、観客の観賞時のレンタル料や放送視聴料による収益を援助監督に出資されます。「観客の、観客による、観客のための」“映画甲子園”をめざし開催しております。

※インディーズムービー・フェスティバル3年間の流れはこちら

「インディーズ(自主制作)」という言葉は、いまや若者を中心にすっかり定着し、日常語として使われ、ブランド感さえ持つようになってきました。音楽やファッションの世界では、すでに多くの「インディーズ」ヒット作が誕生。低迷する日本映画界においても、“インディーズ映画”が新たなムーヴメントを巻き起こしていま す。
1996年、そうした“インディーズ映画”の国内最大イベント
「インディーズムービー・フェスティバル」がスタート。
2003年3月の第5回公募終了時点までに、応募総数が3500作品を超え、3500人の監督をはじめ、映画制作にたずさわった役者や制作スタッフ、音楽クリエイターなど30000人以上の独立映画人達が参加しています。また、のべ100万人以上(第5回3月10日時点)の一般の観客の方々に審査員としてビデオレンタル&セル投票、ハガキ投票、CS・ケーブルテレビ放送視聴投票に参加していただいております。中学生から60歳代まで、幅広い年齢層の映画監督たちが全国から寄せてくる、さまざまな視点から制作した熱く、魅力的な作品や監督は、21世紀の映画、映像の世界を担うスター監督が次々と発掘されています。

全国に埋もれた“才能のタマゴ”たちの作品を、公募により発掘し、才能と才能をバトルさせる、いわばフィルムメーカーたちの“甲子園”。それが「インディーズムービー・フェスティバル」なのです。
今後も「インディーズムービー・フェスティバル」は、オリジナリティあふれる独自のスタイルを貫き、日本の映画界、メディア界を担うであろう“金のタマゴ”を発掘するため、また未知の才能との出会いを待ち望む全国のファンのため、さらに世界的規模の夢を発信していきます。
タマゴたちを選ぶ。観せる。観る。育てる。見守る。さまざまなカタチで、あなたもタマゴ達の親鳥になって応援してみてはいかがですか。