多くの観客のみなさまにご来場いただき、ありがとうございました。
11月18日をもって、1st. Black-indie!の3日間に及ぶ全7作品の上映が予定通り終了しました。
これにて「1st. Black-indie!」は幕を閉じ、終了となりました。

1st. Black-indie! 『極限1,000日』の全貌。
■ “ぶれず” “媚びず” “染まらず”
△2009年12月次点での写真。東京・渋谷『コミオデ』会場にて監督を中心としたスナップ。
究極の映画祭!Black-indie!(ブラック・インディ!)は、ただ単に「作品の良し悪し」を競って評価する「一般的なコンテスト形式の映画祭ではない」という事を理解せねばならない。

Black-indie!に選出された監督自身が主体となり、創りたい映画作品の企画・原作・脚本・キャスティング・制作スタッフ集めから機材集め、ロケハンから撮影〜編集〜完成までの“全工程”を“お金ありき”ではなく、“時間”と“人(スタッフ)”と十分な“人間力”を発揮し“完全自主製作体制” で “最後まで”やりきるという、“究極の映画祭”である。

いわゆる、商業映画(監督)のように監督報酬を得て、有名キャストありき、予算ありき、配給ありきで映画作品を制作する事ではないと言うことだ。

△事務局担当者からの説明を聞く監督たち
また、最後までやりきり作品が完成したとしても、“売れる保証”も“売ってくれる保証”も皆無であることもルールである。監督自身によほどの「覚悟」と「自信」が無ければこの映画祭にはとても参加できない。

監督自身が本気で、本当に「ぶれず・媚びず・染まらず」に“完全自主製作体制”で創りたい作品を創りきれたのか・・・

まさに“人間力”が試され、最後には『己の魂に勝ち抜いたか否か』が総合的に評価対象となり、作品を観た観客が最終的な評価を下すことになるという。
■伝説の自主映画祭「インディーズムービー・フェスティバル」のDNAを引き継ぐ「ブラック・インディ!」
△熱く語る監督と役者たち
北村龍平監督(『VERSUS』『あずみ』等)など、数々の監督を輩出した全10回限定開催の“幻”の自主映画祭『インディーズムービー・フェスティバル』(IMF:1996年〜2008年の12年間)のDNAを引き継いだ“究極の映画祭”『Black-indie!』が、IMF終了後の2008年12月、間髪入れず“参戦監督”の募集告知が開始された。

その選考方法やルールは非常に厳しく後ずさりするような、一見「理不尽」とも思える募集(ルール)要項にも関わらず、その主旨に共感したのか、全国から65名もの無鉄砲な挑戦者の参加申込があり、独特な厳しい書類審査を潜り抜けた30名の監督が選抜された後、事務局プロデューサーとの幾度の個人面談(話合い)を経て最終的に12名の監督が選出され、『1st. Black-indie!』の闘いの火蓋が切って落とされた。
■初の試み『合同オーディション』から動き出した
△監督の熱弁を聞き入る応募役者たち
参戦監督決定からほぼ半年後の2009年10月、オーディション専門誌及びインターネットなどにより『監督合同オーディション』へ全国から800名を超える役者の応募が寄せられた。監督たちはその数に驚き、大興奮・有頂天になったと“苦い”想い出のように話す。

確かに無名監督である自主制作映画で、これだけの多くの応募が寄せられたことは前代未聞であろう。

12月、東京・渋谷で開催された『監督合同オーディション』では役者が直接、複数の監督(作品)に自分を売込むことができ、お互いの想いを確認し合えるという画期的なコミュニケーション・オーディション『ブラック・インディ!ナイト/プレ合同オーディション(通称:コミオデ)』にも400名超の参加者が会場に押し寄せ、熱気さめやらぬままガチンコのコミオデは無事に終了した。

それ以降も東京・愛知・大阪・京都・山形など全国各地でも『監督(作品)単独のオーディション』等が行われ、次々と役者が決定した各組(制作チーム)は次々とクランクイン(撮影開始)へ突入して行った。

■12監督から8監督(作品)が苦渋なる4年間を経て最終ラウンドへ
△完成後のやりきった監督たちのショット
映画祭のプロデューサーは、当初は「2〜3名位しか残らないだろう」と予想したと言う。しかし4名だけの脱落で留まり、8名の監督が苦しみの4年間をやり抜いた事には正直驚いているとも言う。

この8名の監督は途方もなく想像すらしなかった4年間で「創りたい映画作品を制作する」という、「己が決めて立ったステージ」を降りることなく、最後までやりきったことには感無量である。

苦しみ・悩み・迷い・泣き叫んだ『1,000日を超える極限の日々』を闘い抜いて“完成”に至り、遂に最終ラウンドである『プレミア上映(最終試写審査)会』に辿り着いたのだ。
《 作品上映スケジュール 1 》
川上 生 監督
11月17日(土)
10:30 〜 11:50
【上映終了】
 ありがとうございました
11月18日(日)
15:10 〜 16:30
【上映終了】
 ありがとうございました
渡辺一樹は小説家として鳴かず飛ばずの日々を送っていた。ある日、次回作の題材を探す一樹であったが、引き出しにしまっていたピアスに目がいく。それは、一樹にとって輝かしい高校時代を思い出させる物だった。一樹は自身の過去を題材に小説を書き始める。
●上映時間:79分 ●ジャンル:恋愛/青春
野田千晶 監督
11月16日(金)
14:05 〜 15:30
【上映終了】
 ありがとうございました
11月17日(土)
12:10 〜 13:35
【上映終了】
 ありがとうございました
見合い結婚の末、不妊治療に通う主婦の晴美は浮気性の夫に愛想を尽かし家出した。悩める乗客と晴美を乗せた最終電車が導いた先は、「安楽庵」というきつねの棲む宿だった。そこで晴美は行方不明の想い人と再会する。人間ときつねの結婚の儀が、今始まろうとしていた・・・!
●上映時間:90分 ●ジャンル:ソーシャル・ファンタジー
片元 亮 監督
11月17日(土)
13:55 〜 15:55
【上映終了】
 ありがとうございました
11月18日(日)
10:30 〜 12:30
【上映終了】
 ありがとうございました
都内で起きた殺人事件。捜査一課の刑事・小林秀は同じ時系列で進む過去の事件に気づくが、捜査中に襲われ重傷を負う。この出来事をきっかけに断片的に欠落し始める小林の記憶。それでも犯人逮捕に執着する小林が失われていく記憶の先に見た事件の真実とは——
●上映時間:120分 ●ジャンル:サスペンス/ラブストーリー
山田軍団 MASAMI YAMADA 監督
11月16日(金)
13:05 〜 13:45
【上映終了】
 ありがとうございました
11月16日(金)
18:10 〜 18:50
【上映終了】
 ありがとうございました
社長秘書の美香。ある日、社長の浩一から誘いのメールが来る。突然のメールに戸惑った美香。浩一が妻子持ちであるからだ。しかし美香は浩一と出かけ、その夜不倫関係に陥ると同時に崩壊が始まる。が、実は奴らの仕業であった。裏あらすじ『どれみふぁそらしど』
●上映時間:38分 ●ジャンル:次世代ファンタジー
《 作品上映スケジュール 2 》
高橋コウジ 監督
11月16日(金)
11:00 〜 12:45
【上映終了】
 ありがとうございました
11月18日(日)
19:10 〜 20:55
【上映終了】
 ありがとうございました

とある廃屋で一体の猟奇死体が発見される。それは体の各部、二人の男女を縫いつけ製作された“両性具有の合成死体”だった。不可思議な死体を巡りある刑事が事件に巻き込まれる。翻ろうされる人々と隠された事件の真相。
●上映時間:110分 ●ジャンル:サスペンスドラマ
安田淳一 監督
11月16日(金)
15:50 〜 17:50
【上映終了】
 ありがとうございました
11月18日(日)
16:50 〜 18:50
【上映終了】
 ありがとうございました
「痴漢を退治してください」想いを寄せるユキの冗談を真に受け、中年男志朗は恐る恐る深夜の街に出る。「結果的」に親父狩りの不良をやっつけ「正義のヒーローですね」とユキに褒められた志郎。志郎の妄想は加速し、プラモデル制作で培った技術で仮面を作り始める…。
●上映時間:118分 ●ジャンル:アクションドラマ
岩松 顯 監督
11月17日(土)
16:15 〜 18:15
【上映終了】
 ありがとうございました
11月18日(日)
12:50 〜 14:50
【上映終了】
 ありがとうございました
地方で生活する孤独な中年の絵本作家。自著の盗作を疑われ、ビルの屋上から身を投げようとする。しかし、落下中の彼のもとに見知らぬ少女が現れる。誰?と思った瞬間、彼は少女になっていた! さらに時間は5日前に逆戻り!?この見知らぬ少女は一体だれなのか?
●上映時間:122分 ●ジャンル:ヒューマン・ファンタジー
《 鑑賞料金(当日券) 》
  • [1]指定作品・鑑賞券   ¥1,500
  • [2]一日・全作品鑑賞券  ¥5,000 (1 DAY FREE PASS)
  • [3]三日間・全作品鑑賞券 ¥9,000 (3 DAYS FREE PASS) ※当日券は11月16日のみ販売
  •  ※全席自由・1作品ごと【完全入替制】
     ※作品毎の入れ替え時間は20分しかない為、終演後はお早めに退場願います。
     ※上映時間は多少前後する可能性がありますので、予めご了承願います。
《 会場への交通アクセス 》

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■劇場案内
□所在地: 〒106-0032 東京都港区六本木3-8-15
□電 話: 03-5413-7711

■アクセス
「大江戸線」ご利用の場合

都営地下鉄・大江戸線「六本木」駅5番出口を出て直進 → 2本目の路地、駐車場(時間貸駐車場・タイムズ)を右折 → 直進後、左手。

「日比谷線」ご利用の場合
東京メトロ(地下鉄)・日比谷線「六本木」駅3番出口を出て、歩道を右折 → 六本木交差点横断歩道をそのまま直進 → 2本目の路地、駐車場(時間貸駐車場・タイムズ)を右折 → 直進後、左手。
  • ※上映会場に専用駐車場はございませんので、公共の交通機関をご利用いただくか、近隣のコインパーキングをご利用ください。
  • ※当上映会に関するお問い合せは、ブラック・インディ!実行委員会までお願いします。会場には直接問い合わせをなさいませんよう、お願いいたします。
《 注意事項 》
  • ※全席自由、完全入替制。作品によっては「立ち見」となる場合があります。予めご了承願います。
  • ※作品毎の入れ替え時間は20分しかない為、終演後はお早めに退場願います。
  • ※当日券は上映定員に満たない場合にのみ、会場窓口にて販売します。また、『[3]三日間・全作品鑑賞券』チケットの当日券は、初日(11月16日)のみ販売します。
  • ※雨宮翔監督作品『お笑いウォーターガール』は、上映中止となりました。
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